読んだ。
家電製品のトリセツはあまり読まないタイプだが、仕事上はマニュアル信者。
ドンピシャに心に刺さった。
世の中の仕事はマニュアルが無さすぎる。
あっても死んだマニュアルしか存在しない。
本当になんでマニュアル作らないんだ?効率悪すぎだろ!!!
1年しか勤めてなかった会計事務所も本当にマニュアルが存在しなくて、その存在しない理由が『マニュアルがあったら覚えないから。自分でやってみて自分なりのメモ(マニュアル)を作って覚えていくんだ』だと!!
死ね!!!
死ななくても良い、私が辞めるわ!!となって辞めた。
しかし、今の会社もマニュアルが全く存在しない。
なぜなら、本部の仕事はもう一人ひとり専属でやってるから。同時に複数が同じ業務をすることがない。マニュアルが必要なときというのは、人がやめて引き継ぎのときだけ。しかも、何十年と勤めている人は辞めず、辞めるのは1・2年の新しい人だけ。つまり、引き継ぎが行われる業務って簡単なことだけ。まぁ、入れ替わりが多いんだから、簡単なことからマニュアル作っていけば良いんだけど、その時間もないし、周りが必要性を感じてないから今までなかったっていうね。
まぁね、本部は良いよ。もうこれで。でもさ、やっぱり現場よ。現場にこそマニュアルが必要。本部から物理的距離があるところからマニュアルの存在意義を発すると思う。
現場のほうが人の入れ替わり激しいしね。
それに、本書にも書かれていたが、現場の知恵・経験を蓄積していく必要がある。
これは急務よ。
エースが辞めたら、即売上が落ちる。
エース級を育てても、すぐ辞める。
弊社に必要なマニュアルの一つが、人材育成かつ人材保持。
これと並行して、店舗の接客マニュアルのブラッシュアップ。
研修マニュアルのブラッシュアップ。
こういう内部の構造を育てないと、いくらマーケティングやったって実行できないんだよな。
サービス業なんて人がいてなんぼ。
本書で書かれていることを私なりにワンフレーズにすると
「業務の標準化・知恵の共有が実行力に繋がる。」
このワンフレーズにするやつはトヨタのあれ。これの感想も後日書こう。
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